こんにちは、marbo-です。
今回はアメリカでも2011年ごろから人気になったリグの紹介です。
アメリカではダブルフリュークリグ、日本ではドンキーリグと言われています。
私自身はドンキーリグを使用する回数は少ないのですが、魅力的・本能的にメリットがあると思います。
トーナメントなんかでは、フックの付いたルアーを同時に投げることを禁止している為なのか使う機会はおのずと少なくなっているのでしょう。
しかし、ドンキーリグにはメリットがいくつかあるのでブログに残したいと思います。
では、いきましょう!
ドンキーリグとは
まずは、初心者の方の為にドンキーリグとは何ぞやっ!です。
簡単にいうと、2つのルアーを同時にキャストし同時に泳がせbassにアプローチする。こんな感じです。
1つのルアーをコントロールしてアプローチするより、単純に2倍のアプローチができると言うこと。
使うものは、
2つのスイベル。
2つのフック(オフセットフック)
2つのソフトルアー。
これだけです。
ドンキーリグのメリット
- 2倍のアプローチができる
- 飛距離がでる。(2倍の重量になる)
- 2つの異なるルアーカラーを使うとbassの好みのカラーを早く見つけることができる。
- 2つの異なるリグを組むことでどのリグがbassの好みか早く見つけることができる。
2倍のアプローチができる
これは単純に2つのルアーを泳がせるためもちろん2倍にアプローチできることはわかりますよね。
飛距離がでる。
これも単純な話です。2つのルアーをつけると重量は2倍!
2つの異なるルアーカラーを使う
このあたりから、釣りの話っぽくなってきましたね。
私自身はカラーについて自分が好きなカラーを投げていただくことをオススメしています。水質などに合せて基本的なカラーを投げていただくことをオススメしています。
ただ、そのなかでもラメ入りなどもあり微妙な違いもあったり、まったく異なったカラーを投げることでの気付きやbassからの思わぬ反応を得ることがあります。
これは、ドンキーリグでしか確認できない最大の利点です。
bassが同じカラーにばかりアタックしてきたら2つのルアーの色をアタックしてきた色に合わせることで確実にbassをキャッチする確率は明らかに上がります。
2つの異なるリグを組む
これは、カラーと同じようにどちらのリグがbassの好みなのかを確認することができます。
更には、私のオススメはライトテキサス+ノーシンカーリグです。
これは、ライトテキサスでボトムまたは中層スイミングさせていても、ノーシンカーリグはその上を異なったスピードでスイミングしている為bassにスイッチが入りやすくなります。
またトゥイッチなどのアクションを加えてアプローチすると2つの異なったリグのアクションになる為、どちらのリグがbassの好みなのか素早くリサーチできることがこのリグの利点です。
釣れる理由
ドンキーリグが釣れる理由ですよね。
小魚の本能やそれを捕食する大型魚の本能的なものだと思っています。
アラバマリグもそうですが、アラバマリグに100個のルアーをつけてリトリーブしたらbassは絶対につれないでしょう。
なにを言いたいのかというと…。
小魚が少ない数で泳いでいる姿は、bassの目からも見ても一匹一匹が魚(捕食対象魚)に見える。ということです。
ワカサギレイクでよく見かけることができる状況なのですが、水のなかでワカサギが群れをなしてボウル状に固まっているところの周りにbassがついていることがあります。
しかし、bassは何かのタイミングでしか捕食しません、それはなぜか?
ワカサギが同じ方向に泳いでいることで、bassの目には壁にしか見えていないのです。
では、急にbassが捕食するタイミングは何か?
それは、音や流れの変化や何らかの急な衝撃でワカサギの群れが崩れbassの目から魚の姿が認識できた瞬間に捕食スイッチが入ります。
ルアー(スプーンなど)をワカサギボールの中心に直撃することでボールが崩れますが、ワカサギボールの先にキャストしてリトリーブで泳がせてボールを横切らせてもワカサギが上手に群れながらよける為、壁が崩れずbassは一匹の魚の姿を確認できず、捕食スイッチが入らないのです。
これが、ドンキーリグやアラバマリグの強い理由です。群れていながらも一匹の魚の姿をbassにみせることでスイッチを入れてあげる。
これが釣れる理由です。
ここでは、ワカサギボールのスプーン直撃でスイッチを入れる方法まで紹介してしまいましたね・・。ははっ。
バス釣り動画はこちらまとめ
ドンキーリグは魚の本能的にも釣れる理由があるということですね。
さらには、どのリグが釣れるのかどのカラーにバイトしてくるのかなどのサーチ能力に長けているということです。
トーナメントなどの大会では使えませんが、楽しく釣りをしているのであれば試してみたいリグですよね。
2つのフリーリグで攻めることで表層を攻めることもできますし、2つのテキサスであればボトムをサーチできます。
自分の好きなセッティングで楽しみながらドンキーしてみて下さいね。
本日も読んで頂きましてありがとうございます。
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