初心者必見!アオリイカの基礎・エギングの基礎

salt-fishing エギング

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こんにちは、marbo-です。

本日は、エギングをする上で知っておきたいアオリイカの基礎について解説していきたいと思います。

やはりどんな釣りをするにしても、ターゲットの生態を知ることは必須です。

釣果を上げている人は必ずターゲットの生態を知っています。

データー野球ならぬ、データーエギングみたいな感じですかね。

では、さっそくいきましょう。

アオリイカの寿命は1年・・・。

春は大型、秋は小型の数釣りのアオリイカですが、成長速度はまちまちです。

産卵期は、基本4~8月。この間に複数回産卵し、海水温が高い地域ほど早期・長期間行われ、海水温が低い地域ではその逆となります。

産卵は海水温に影響されることが多く、主に浅場の藻場(アマモやホンダワラ)で産卵が行われます。

約1か月で卵からふ化しますが、水温が高いほど早くなります。雌雄の比率はほぼ50%で、雄の方が成長が速く、平均海水温が高い地域ほど成長は早くなりますが、寿命が短くなります。

雌雄ともに寿命は約1年で、産卵終了後に死んでしまします。

産卵の条件

春に浅場で産卵しますが、夏や秋に産卵している大型を浅場でみかけることは少なく、これは藻の群生にも関係があり、冬から春にかけてアマモやホンダワラは青々とした葉を茂らせますが、夏になるに従って浅場になるほど枯れるようになります。

このことから、陸からの釣りからでは手の届かない深場で産卵を行っていると思われます。

夏の時期になるにしたっがって船やボートでの実績が高まります。

卵を産み付けるのは主にアマモやホンダワラで、潮流にも影響しています。

絶えず潮通しがよく流れている場所よりも、岩礁帯や障害物の近くや港内など外海からの波や流れが直接当たらないような場所を選びます。

底質は砂泥よりも砂地で、藻場が発達しており、岩が点在する場所を好むことが多いようです。

生息域

海水温の影響により生息域はパターン化されることが多い。

冬の低水温期から水温が17℃を超える春は、水深15m以浅の藻場へ移動して産卵を行う。

日中は比較的深い場所に潜んでいるが、夜間になると漁港内など浅い場所へ入ってきます。

水温が下がり出すとアオリイカは深場へと移動し、水深30~40m付近で生活する。

例外もあり、冬場でも漁港などで釣れる場合もある。近年では温暖化のせいか以前よりも釣れている感じもする。

月との関係

半月(上弦の月)と満月の間によく釣れることがわかっています。

これは、アオリイカが捕食行動をする場合、ある程度の明かりが必要とされるためであるようです。

さらに濁っている海中よりも、透明度が高い方がより活発な行動をとっていると言われています。

アオリイカの弱点

アオリイカにも弱点があります。

アオリイカは他のイカに比べて泳ぐ速度が遅く、これは、太い胴体と大きなヒレがついていることからでホバリング性能は優れているが、速く泳ぐことがでいないのです。

そのため、捕食時には触腕が届く範囲まで近づかなければならず、餌に気付かれて逃げられる可能性もたかくなります。

また、大きな目は側面についているので前方の視界が悪いこと。これを少しでも克服するために、アオリイカが獲物をロックオンした時には足を束ねて前に突出し、前方の視界をよくしていると考えられています。

最も大きな弱点は、塩分濃度です。

濃度が高い活性も高く産卵数も上がる傾向にあるが、真水に体が触れてしまうと、組織が破壊されてしまうので、河口域では個体も激減します。

土砂降りの雨の日などは、水面の塩分濃度が低くなることから深場を攻めるなど生態を知ることで効率的にイカをキャッチできるようになります。

エギングで必要な道具

エギングで必要な道具のひとつとして、タモ(あみ)orギャフがあります。

持ち運びに便利な道具としては、ギャフが人気になります。

私は、エギングの他にも沢山の魚種を釣ることがあるので用途の広いタモをオススメします。

オススメする理由は他にも、ギャフはランディングの時にミスも多くなり、ギャフでは練習が必要になります。

その点、タモではイカの頭の方からすくってあげることでほとんどミスなくランディングできます。

また、ギャフはイカの身に傷をつけることにもなりますので、タモの方が身を傷めずキャッチすることができます。

愛用ランディングタモ

まとめ

今回は、簡単に生態について解説をしました。

生態をしることは釣果UPにつながります。むしろ生態を知らなければ釣れるものも釣れません。

まずは、ターゲットの生態をしって釣果にでましょう。

釣りがより楽しいものになります。

まだまだ、コロナウイルスにより自粛も続くことと思いますが、今できること(釣りの雑学など)をしっかりし自粛が解除された時の準備をしておきましょう。

今は、自粛モードでしかたないと思いますが、今後、日本も自粛は限界にくると思います。それまでは、県外自粛など守っていきましょうね。

本日も、読んで頂きありがとうございます。

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