こんにちは、marbo- です。
春になりました…イカのシーズンですね。
最近は、もっぱらbass釣りにばっかり力をいれていました。時にはイカ釣りも楽しまないとねってとこで、春イカ攻略を解説していきたいと思います。
私は、bass釣りもイカ釣りも共通する部分があると思っています。
デカイカを釣ろうとすると、秋のような釣り方をしていては春なのにキロアップできないことが多くなります。
bassもそうですが、デカいものを釣る為にはそれだけの技術や考え方が必要なのです。
では、さっそくいきましょう。
春イカとは
春イカは、昨年生まれ秋に接岸しベイトフィッシュを沢山食べたあと、厳寒期には沖へでて深場で暮らし暖かくなって産卵の為に接岸した個体の大きなイカになります。
秋イカは、孵化して間もない為100~500g程度の個体になります。
春イカは、800~3キロまでに成長した個体になります。
春イカは、産卵の為に接岸するため産卵前には活性が高く、体力をつける為にバカ食いします。
ですが、産卵行動に入っていしまってからはエギやベイトには見向きもしないようになります。
春イカの産卵時期とは
まずは、イカがどのタイミングで産卵をしているかを知っておくことが重要です。
イカの産卵時期は、大潮満月が一番産卵が行われていることがわかっています。
これは、人間世界でもこのタイミングが出産率が一番高いこととも関係しているのではないでしょうか。
ですので、産卵行動に入る前。それは、大潮満月の前の小潮~中潮がイカの捕食行動スイッチが入りやすいタイミングとなります。
その地域・場所によって少しズレルことはありますが、大まかにはこのタイミングを覚えておくと初心者の方でも大型のイカを釣ることができます。
どこに産卵するの
では、次にどこに産卵するのかを知っておきましょう。
イカの産卵場所としては海藻や海藻が付着した岩などに産卵します。
イカの好む海藻としては、アマモやホンダワラです。
アマモやホンダワラは1月~3月ごろに生えそろい、小魚や甲殻類の生息場所にもなります。
その為、イカの捕食もこの海藻の近くで行われることが多くなりますし産卵場所としても餌が豊富にあり選ばれるということになります。
私は、春イカも秋イカも接岸するポイントはそうかわらないと思います。変わるポイントはやはり藻です。
冬の時期に生え始めた藻をしっかりと観察しておくことが重要なことだと考えています。
アングラー側からすると海藻の多すぎる場所では釣りにならないと思いますが。海洋生物からするととても住み心地のよい場所に見えているはずです。
アマモの枯死した葉は微生物よって分解し、様々な微生物が繁殖した有機物片となり貝類や甲殻類の餌となり、これらの底生動物は魚の餌となる為、イカの捕食対象が海藻の周りには多いことになります。
また、富栄養化のもととなる窒素やリンを吸収して水質浄化作用にも一役買っている可能性もあるため生物からすると居つきやすいのだと思います。
春イカ攻略のシャクリ方
春まで生きたイカです、弱肉強食の世界の生物のなかで生まれて1年間くらいを生き抜いてきた春イカです。
かなりの神経質のイカですよ。
小型の時には活発に動き、大型になるにつれて俊敏に動くというよりはジワリジワリを餌を追い込むように捕食行動します。
俊敏に動くベイトは意識していないということです。
わかりやすく言えばボーっとしているベイトを捕食します。
春イカのシャクリの特徴は
- 小さくシャクる(ダートは小さく)
- イカの視野から離さない
- フォールの時間を多くとる
- スティの時間を長くする
- ズル引きが効果的
小さくシャクる(ダートは小さく)
シャクる幅を大きくするのは秋イカ攻略の特徴で、春イカではこの逆を行います。
春イカでのシャクリは地味だという意識で釣りを行うことです。もちろん、しっかりシャクってももちろん釣れます。しかし、キロ越えとはならない場合があります。キロ越えを狙うのであればカッコよくシャクルより地味な釣りを心がけてください。
イカの視野から離さない
上記のシャクリを小さくの続きにはなりますが、イカの視界からエギを離さないことが必要です。
シャクリの幅を広くすることでイカの視界から離れてしまうとデカイカは追いつこうと努力しないことがあります。
できる限り、イカの追いつけるスピードでエギを動かす必要があると覚えておきましょう。
春のイカには、フォールスピードもスローの方が私自身効果的だと思います。
フォールの時間を多くとる
春イカには、横にダートさせるのではく縦の動きで誘うことが効果的です。
縦の動きをすることのメリットは、フォールの時間を長くとれることです。
イカは、フォールしているエギの後方斜め45度付近からエギを追い込んでいきます。エギが底へ着底しようとした時に「おいこんだ」と思い、エギに襲いかかります。
縦の動きで誘うことでフォール時間・フォール回数を増やすメリットがあります。
各メーカからも、ダートに特化したエギやフォールに特化したエギなどあります。
スティの時間を長くする
神経質の春イカには、ボトムスティが有効です。
フォールでエギを追い込んでもまだなお、イカはエギを疑っています。そこで変な動きをエギに与えずじっとしている魚や甲殻類をイミテートしてイカに動かさないこのでの生命観をアピールしバイトへ持ち込みます。
ベイトは大型魚から狙われているとわかったら、じっと固まって動かないことがあります。逃げる隙をみはからっているみたいです。
スティを理解している方では、長くて5分など長くスティさせることも聞いたことがあります。
私自身は、気が長い方だとしても5分はやったことないとは思いますが、できる限りボトムスティを意識して春は釣りをしています。
また、藻場などの上にスティさせることでも、藻に隠れるベイトに似せることができ、違和感なくイカが抱き着いてきます。
藻場の周りに居つくイカはもともと活気があることが多いですので狙い目です。
ズル引きが効果的
このズル引きについては、上記に書いたことを集約した結果になります。
ズル引きすることで、イカの視界から離れることなく甲殻類やボトムをつつく小魚に似せることができます。
ボトムをズル引きすることは、イカのポジションは常にエギの後方斜め45度に攻撃体制がとれている状態になります。そうすると、いつの間にか攻撃スイッチが入りついついエギを抱いてしまうということになります。
まず、ファーストフォールを長くとりイカに追従させボトムへ追い込ませ、ボトムスティ、イカが抱かなければその後ズル引きをする。
これで、春イカ攻略になります。
ズル引きの注意としては、どうしてもスタックしやすいことになります。
そこで、すこしでもスタックを回避するためにズル引きをゆっくりし少し抵抗が加わればラインを軽く張ってイカのアタリかスタックしかけているかを確認し、スタックであれば軽く竿先をゆするようにほぐして藻や岩をかわすことができます。
これは、上級者編ですが愛用ロッドを使っていくことでロッドの癖などを知ってスッタクしそうなことなどが手元でわかるようになります。回避も上達しますよ。
まとめ
これで、今シーズンの春イカもゲットですね。
とにかく、デカイカは神経質だということ。キロオーバーは普段の釣とは別の釣り方でなければ釣れない事など理解いただければ幸いです。
ここで記事に書いたことより、常識はずれたことを試したらもっといい結果がでるかもしれません。自分でアレンジすることはとれも大切です。
コロナウイルスでなかなか、外出できないイメージですがアウトドアは3密ではありません。
できるかぎり、ヒトが活動しないと経済も回りません。
自宅で過ごすデメリットも沢山あります、精神状態の悪化による犯罪・筋力低下による生活の質の低下・幸せホルモンの低下での不眠など、経済や健康ともにデメリットとなることもあります。
もちろん、感染には注意して3蜜にならないようにはしなければいけません。ですが、3蜜以外でのことまでも自粛していると感染が収まったとしても、経済が回復するまでに長い時間がかかることになったり、感染症以外の健康被害が日本を襲うことになります。
できる限り、人に接することなく体を動かす方法を考えましょう。また、しっかり物を買うことは未来の私どもの投資だと皆が考える事も大切です。
コロナに負けない心・諦めないで頑張りましょう。
本日も、読んで頂きありがとうございます。
コメント
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