こんにちは、marbo-です。
本日は、ラインについて簡潔に解説します。
ラインの歴史は古く、絹やテグスなどを使われていました。
現在は、モノフィラメントと言われる化学繊維で造られたつなぎ目のない1本の糸や複数本の糸を編み込んで1本にしたブレイデットラインと言われるいとが使われています。
ラインの種類は沢山ありますが、釣りをするにあたって初心者の方がここは知っておきたいラインの解説をしていきます。
では、いきましょう。
ラインについて
釣りの道具に必要な釣糸(ライン)があります。
ラインには、数多くの種類があります。種類が多いということは用途があるということでもあり、それを理解する必要もあるということです。
ラインといっても、リールのスプールに巻き付けている道糸や道糸の先に付けるショックリーダー(数㎝~数m)があります。時には2つの間に中糸などを組むシステムなどさまざまです。
ラインも適材適所で使用することで釣行時のトラブルが格段に減少します、トラブルが多くなるとモチベーションが下がってしまいますよね。それだけライン選びは大切だということです。
ラインの種類
これだけは必ず知っておきたいラインの種類を紹介します
- ナイロンライン
- フロロカーボンライン
- PEライン
- エステルライン
ナイロンライン
ナイロンラインの特徴は、しなやかで馴染みやすいので初心者には扱いやすい糸になります。
道糸として使われることが多くスプールにもしっかり馴染みキャスト時の糸の出もスムーズで価格も安く、ふかせ釣りなどの餌釣りなどに多く使われています。
同じ太さの釣り糸を比較した場合、フロロカーボンラインより強度はあります。
デメリットとしては、吸水性が高い・紫外線に弱いため多少他のラインと比べ劣化が早い・糸癖が付きやすなどあります。
また、ナイロンラインは伸びがあるため魚の食い込みはいいですが、しっかりフッキングさせる時には他のラインと比べれば弱く若干のライムラグがあります。
ナイロン樹脂の比重は1以上で、ゆっくり水に沈みます。
フロロカーボンライン
フロロカーボンラインの特徴は、ハリス(ショックリーダー)として使うことが多いです。bass釣りやルアーでの釣りではフロロカーボンライン単独で使われています。
フロロカーボンラインはナイロンより張りが強く、フッキング時にしっかり掛けることにできます。
最大の特徴は摩擦に強いというメリットがあります。どんな魚も逃げようと必死なので根ずれは最大のピンチです。そこでフロロカーボンラインのような強いラインだと安心してファイトすることができます。
時間をかけてファイトできることは、圧倒的にアングラー側に優位でライトタックルでも大きな魚をとれるということになります。そこに必要なのは摩擦に強いラインです。
フロロカーボンラインは、リーダーして使用することもある為、結束方法をしることと結束時に結び目の強度が弱まることがデメリットとしてあげられます。
フロロカーボンラインのラインナップは数多くあり、道糸として使用する場合には柔らかいタイプ(ソフトタイプ)を使ったりします。ソフトやハードなどを考慮して選択するだけでもトラブルが減ります。
フロロの比重は1.6以上で、水の中では早く沈みます。
PEライン
PEラインは、極細の糸を編み込み作られたラインで、4本編と8本編があります。
エギングやジギングなどのシャクリをメインにする釣りで使われます。
道糸などに使われることが多く、針の強度はナイロンラインの約2倍の強度をもち極細で軽いため遠投性に長けている。
また、ラインは伸びない性質で魚のアタリが明確に伝わり、フッキングもしっかり決まるメリットがあります。
しかし、摩擦や根ずれには弱く、使用する時にはリーダーとの直結が必要で直結時の摩擦で強度も落ちる可能性があるというデメリットもあります。
また、比重は1未満で水に浮きます。軽いライン故に風にも弱く風が強い日には扱いにくいラインです。
エステルライン
近年、アジングやメバリングに使われているラインで、「ポリエステル」素材で造られています。
特徴は、伸びが少なく感度が高いため小さなアタリも伝わりやすいなどがあります。
比重軽く位置的にはフロロカーボンとナイロンの間と考えるのが一般的です。
しかし、瞬間的抵抗にはやや弱く摩擦熱にも弱いため、リーダーを直結する時には最新の注意が必要になります。
ライントラブルが多いですが、PEラインより少ないようなイメージです。
比重は1.36です。ゆっくり水になじみます。
まとめ
適材適所にラインを選択することでトラブルなく楽に釣りすることができます。
トラブルで釣りの時間を取られてしまうと時合を逃すと言うこともありますので、ライン選びはとても大切なことになります。
魚は神経質な面もあり、状況によってはラインを細くしないと食ってこないなどの状況もあります。
釣行時には、いくつかラインのサイズを準備して行くといいかと思います。
是非、初心者の方はラインも考え検討してみて下さい。
本日も、読んで頂きありがとうございます。
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