[初心者向け]プロップベイトの使い方

fishing bass

こんにちは、marbo-です。

5月になり、コロナウイルスでの自粛も緩和しようとしています。

釣り人も少なくなったため、bassも気を緩めているのではないでしょうか。

5月は、産卵期のbassとそれから回復しているbass・卵を守るbassなどさまざまです。

どのbassを狙うのかで釣り方も変わっていくかと思います。

今回は、今一番居るであろう産卵後のやや回復に向かっているbassを釣る狙い方を解説していきます。

では、いきましょう。

プロップベイトとは

ルアーの両端もしくは片側にプロップ(プロペラ)が付いているものです。

ルアーが水を受けることでプロペラが回転します。

主に、フローティングタイプとシンキングタイプとファーストシンキングタイプがあります。

プロペラの回転によって、水流を生み出しその波動でbassへアプローチします。また、プロペラの回転音、金属音がbassの食い気を振るい立たせます。

ルアーの形状にもよりますが、モノによってはロールアクションをするルアーもあるため、ロールによるアクションのほかプロペラの形状や大きさでフラッシング効果なども期待できます。

タイプによっての使い方も解説していきます。

フローティングタイプ

ポッパーと同じ使い方をします。ポッパーのテールにプロペラが付いたものもありますし、また、リップが付いているミノー系のフローティングタイプにプロペラが付いているタイプもあります。

使い方としては、トップウォーターとほとんど同じです。

  • 短距離ドックウォーク+ポーズ
  • スローリトリーブ

短距離ドックウォークでは、首振りを行うときに受ける水押しでプロペラが回転し金属音も出ます。

ただ、ダブルスイッシャ―(Wプロペラ)は首振りが苦手であるため、リトリーブ向きと思います。

シングルスイッシャ―は首振りに特化しているため、ピンポイントで首振りアピールが有効になります。

スローリトリーブでは、プロペラで水流つくりだしゆっくりリトリーブすることによりbassに口を使わせやすくできるのです。波紋を作りながら水面をゆっくり引きアプローチしていきます。

シンキングタイプ

プロップベイトの中でも人気のタイプになります。

すべてにおいて「ゆっくり」がポイントです。

フォールもゆっくり下降し、スローリトリーブでルアーを引いてきます。

I字系ルアーと同様に、スローリトリーブでbassに口を使わせるのですが、I字系ルアーではゆっくりリトリーブするためbassからもじっくりみられて見切られる可能性もありましたが、プロップベイトではプロペラが協力な武器となり、スローでルアーを引いてもプロペラのフラッシングで思わずbassが口を使ってします結果になると言うことです。

シンキングタイプの使い方は…。

スローリトリーブのみです。しかし、これがとても強い武器になります。

プロップベイトには正しいスローリトリーブのやり方があります。

ラインをたるませながら巻くことです。

リールを巻く時に、一定のスピードでゆっくり巻くことは簡単なようにみえますが、実は人の手の回転速度は微妙に変化しています。

そこで、ラインをたるませ遊びを作ることでルアーへの変なアクションやリトリーブスピードの一定を図ることができます。

ただし、プロップベイトはリールを速く巻いてしまうとルアーが水面近くまで浮き上がってきやすいので、どれくらいのスピードで巻けば浮き上がりしないか理解して使用することが必要です。

ファーストシンキング

近年では、ファーストシンキングといった少し沈下速度が速いプロップベイトというのがでてきました。

ファーストシンキングのメリットとしては、

  • キャスト時の飛距離がでる
  • フォール時にローリングをおこしアピールになる
  • 深い場所も探ることができるようになった
  • リトリーブが安定する

このようなメリットがあります。

使い方は、シンキングタイプと同じです。

スローリトリーブのが苦手な人にはファーストシンキングタイプが使いやすいのではないでしょうか。

プロップベイトはどんなときに使う?

では、いつどこでプロップベイトは使うのでしょうか?

私は、産卵後~夏にかけて使用頻度が多くなります。

産卵後のbassは、エネルギーがなくスピードの速いルアーを追いかけるようなことはできません。そんな中でスローで攻めれるプロップベイトは有効になります。少しずつ回復してきたbassに「このスピードの餌なら食べることができる」と思わせることができます。

また、夏になるとオイカワなどが水面から中層にかけて泳ぐようになることで、bassはオイカワなどを追うようになります。そこでI字形ルアーなどを使う機会が増えます。I字形ルアーでは見切られたのにプロップベイトは見切られなかったということも多くあります。

実は人気がない、しかしそこがプラスに。

プロップベイトは他のルアーに比べ人気がなくbassがみなれていないこともあるのだと思いますが食いつきがいい状況が非常に多いと思います。

私自身もプロップベイトは、bass釣りを始めたころは全く使っていませんでした。

しかし、アメリカンルアーのようでカッコイイ見た目に魅了され使ってみると釣れることに気付かされ今では、この時期のテッパンルアーとなりました。

クリアウォーターでも釣れる

基本的には、I字形ルアーなどルアーの動きで波動を作りだすことは苦手なタイプのものなのでクリアウォーターでの使用となります。

また、綺麗な場所にはオイカワなどのベイトも多く居ることや、bassの産卵場所に綺麗な水の流れも必要であることも関係します。

ステインウォーターでも釣れる

I字形ルアーをステインウォーターで使用するためにはアピール力に欠けるため釣果が伸びません、しかし、プロップベイトはプロペラの回転で波動を生むために水が少し濁っているくらいであればbassからも発見しやすくなります。

水路などの狭い場所で効果あり

水路などの狭い場所は、草などが生い茂っていたりキャストに技術が必要な状況が大いにあります。

そこで、選択ルアーは草木をかわせるフロッグやテキサスリグなどを選択してしまいがちな為、プロップベイトを水路の中心へキャストしてもスローリトリーブで巻いてくるため、壁や陰に隠れていたbassが追える距離だと認識し追尾して口を使ってくれることがあります。

bassが見たこともないようなルアーをキャストするとbassのキャッチ率は上がります。

人と違うことができることは武器になることがあるということです。

社会にでて、人と違うことをしていたら周りにいた人からジロッとみられますよね。そんな感じで目立ってしまうことは悪いことばかりではなく、常識にとらわれていないと言うこと。

プロップベイトを使う時のタックル

プロップベイトの自重によりタックルを選ぶことになるかと思います。

自重の軽い物であればスピニングロッド。

自重の重い物であればベイトロッドorスピニングロッド。

トップで使うプロップベイトではキャスタビリティ―が重要な為、コントロール重視のベイトロッドと言ったところでしょう。

スピニングロッドで飛距離を伸ばし、広範囲に探ることもできます。アピール力が弱いルアーですので広範囲に探ることは有効になります。できる限り水の中に入れておくことでbassのキャッチ率も上がるってものです。

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